国際森林年国内活動

国際森林年の国内体制

日本政府としては、「国際森林年」を契機に、豊かな森を守り育てていくこと、またそのためには一人ひとりが行動することが重要であることの理解を深めていきたいと考えています。そして、具体的な行動に結び付けられるよう、様々な機会をとらえて発信して参ります。
また、日本の森林・林業再生の重要性に対する国民の理解と協力を求めるとともに、植樹祭・育樹祭等の国土緑化運動や緑の募金運動、美しい森林づくり推進国民運動「フォレスト・サポーターズ」、木づかい運動などの国民的な運動がさまざまな方法で広がっていくことを望んでいます。
そのため、「国際森林年」の推進体制を以下のように整えて、「国際森林年」に関わるさまざまな事業を展開して参ります。

国際森林年国内委員会

国際森林年国内委員会

国連の求めに応じて林野庁が我が国の窓口となって、各界の有識者の方々で構成される「国際森林年国内委員会」を組織して、「国際森林年」における普及の方針と国連への報告内容等を討議しています。東日本大震災の復興への貢献という観点からも、取組み内容を幅広く検討しています。

国際森林年子ども大使

国際森林年子ども大使

豊かな森林を守り育てていくために、国民一人一人が具体的に行動することの理解を深めるため、世代を通じて森林に対する関心を一層喚起していく必要があります。農林水産大臣がミュージカル「葉っぱのフレディ」の子役の皆様を「国際森林年 子ども大使」に任命しました。

フォレスト・サポーターズ

フォレスト・サポーターズ

美しい森林づくり推進国民運動「フォレスト・サポーターズ」に参画する企業・NPO等による、「国際森林年」における森づくりや木づかい等の活動を支援をするため、登録団体はオンラインで「国際森林年」のロゴマークを入手し、活用できる仕組みを構築しています。

国際森林年国内委員会事務局

国内委員会を運営するとともに、国内委員会の議論に基づいて「国際森林年推進事業」を実施します。国際森林年記念会議、地方や民間と連携した行事、テレビや雑誌等とのタイアップや本ホームページ等を通して、日本の豊かな森林の維持や途上国の森林保全等について普及します。