国際森林年国内活動

国際森林年へのメッセージ

各界からの国際森林年へのメッセージを紹介します。

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長

国際森林年を宣言することになりますが、この2011年からキックオフということで、国連総会はグローバル社会に対して森林の持つ大きな価値、そして、森林を失うことにより極めて重大な社会的、経済的、環境的損失コストがあるということ、それを啓蒙するプラットフォームをつくりました。我々の安寧には森林は不可欠です。陸上の生物多様性の8割方が森林に存在し、11兆トン以上の炭素を貯留しています。森林減少により発生している温室効果ガスは世界の全交通セクターの排出量を上回っています。
メキシコ、カンクーンでつい先日開催された気候変動会議では、各国政府は、より低排出で、気候変動に対し強い未来への大切な一歩を踏み出しました。均衡のとれた合意がなされた一連の措置には、森林保全と持続可能な管理の進展も含まれております。レッドプラスに向けて前進しようというこの決断こそ、この地球、そして森林に食物を、そして生計を頼っている16億人以上の人々にとって、目に見える成果をもたらすことでしょう。この可能性のあるイニシアチブをもとに努力を積み重ね、現在と未来の世代が森林の豊かな恵みを享受できるようにしましょう。約20年前、リオ地球サミットで森林管理に対する懸念が発せられ、そこから国連森林フォーラムが立ち上げられました。この国際森林年、そして2012年に開催されるリオプラス20の会議に向けて、森林の持っている潜在性をどのように完全に実現できるか、そのことについて合意できる大きな機会があると思います。これは持続可能な開発、経済的安定、貧困との闘い、そして我々すべてが繁栄できる未来づくりに向けた取り組みであります。

「葉っぱのフレディ」(国際森林年子ども大使)

「葉っぱのフレディ」(国際森林年子ども大使)

こんにちは!
私たちは国際森林年子ども大使です!
国際森林年の国内テーマは「森を歩く」。

森は、二酸化炭素を吸って、きれいな空気に変え、地球温暖化を防いでくれます。
森に降った雨はきれいな水となり、川から海へと流れ込んで、豊かな恵みを与えてくれます。
私たち人間にとって、森は大切なお友だちです。
森が元気だと、地球も元気になります。

青い地球が青いままで、緑のいのちが緑のままで元気に生き続けますように。
みんなで力を合わせて、元気な森を育て、守りましょう!